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2013年5月26日日曜日

そうだ旅に出よう 7日目

石川県金沢市のホテルを出発。前日に充実野菜を購入し2本飲んだのだが、ホテルの朝食に充実野菜があって少し凹む。

知ってましたか?能登半島って広いんです。金沢から有料道路を通って輪島まで早くても2時間は掛かります。有料道路を使わずに能登半島を一周って考えると一日がかり。前日迄は富山が思ったよりも近かったので、富山県氷見漁港→石川県七尾市に向かおうと計画したのですが、気分的に変更。取りあえず、輪島市へ行く事に。

有料道路でスイスイ進むも、あれ?料金所がない。H25.4.1から「のと里山海道」っていう名称に変更されて無料化に。ありがたいことだ。2度目の能登半島は慣れた運転。
前回の旅でお世話になった道の駅にある「A STORE WAJIMA」のお姉さん(年下だったらごめんなさい)に会いに行く。お店に入り店の中をフラフラする。気になるワカメがあったので質問する。この時点ではまだあのお姉さんか分からない。次に輪島塗の漆器を見る。どれもセンス良くて素敵なんだが、その一つの作品に目が釘付けになる。竹のスプーンで漆を施していてヨーグルトやプリンに最適!お洒落!2度目の質問。周りにお客さんが居なくなったので、覚えていないとは思いますが前に来たことがあるんです。と言うと「もしかして前回に民宿××に行かれた方ですか?」みたいな会話になり、民宿に泊まった後に写真を見せたり沢山会話をしたので、民宿がマスコミに出る度に私の事を思い出したって言ってくれました。お姉さんが紹介してくれた輪島のイタリアンにランチをする予定って話をして、輪島塗の話、お店を開きたい話をしたら、自分に出来る事なら力になると輪島塗専門店を紹介してくれた。お姉さんに会えて嬉しかったので鹿沼のこんにゃくをお土産に渡す。





ランチを食べにイタリアンのお店「orizzonte」さんへ。今回はカウンターに座る。その席は厨房の熱で熱くなるかもしれませんと心配り。大丈夫。脇に沢山の雑誌が置いてあって能登の本がありパラパラとめくる。料理が出てくる間、じっくり読ませてもらう。どうやら、この能登半島に牧草から作ってこだわっている酪農家の牧場があるらしい。気になる。
サラダ・フォッカッチャ・スープを頂き、パスタを頂く。珈琲にドルチェ。サラダも能登食材。
食べながら農家さんを探しているんだと話すと、能登で自然栽培農家さんがいると。慣行栽培農家さんだったらお断りしようと思っていたのだが、自然栽培と聞いて嬉しくなる。他に珠洲市の塩の美味しい場所と、農家さんの連絡先を紙に書いて教えてもらい(営業中にありがたい)農家さんに連絡もとってくれるという。お礼にクッキーを渡す。ちなみに能登本に載っていた牧場へ行ったことがあるか聞くと、従業員の女性がその牧場のソフトを食べに行って手前でジェラート屋さんがあってジェラートを食べて引き返したので行ってないらしい。orizzonteさん、再訪でしたが旅先で間違いない味に出会えるのはホッとする。今回も美味しかったです!



お腹が満たされて、朝市通りを通り過ぎ(時間的に朝市は終了し人もあまりいない)輪島塗のお店へ向かう。 「A STORE WAJIMA」のお姉さんに頂いたパンフレット片手に右往左往。このお店かな?と外から覗き込んでいると、お店の人が話しかけてくれた。しかもお姉さんが私が食後に行くかもしれないと連絡をしてくれていた。中に入ると素敵な輪島塗の器や靴べらに魅了。輪島塗の需要と供給と職人さんの引退と震災。大麻博物館の話とリンクする。伝統工芸と伝統布。安い物を使い捨て、良い物を修理して長く使う。善悪はつけたくないけど、出来る限り私は後者でありたい。


orizzonteさんの案内を片手に珠洲市に向かう。
途中、輪島の千枚田の段々畑の駐車場が満車で車が溢れかえっていた。世界農業遺産の影響か?千枚田はスルーして、珠洲市の塩田へ向かう。

珠洲市は江戸時代より「揚げ浜式製塩」という製法で塩を作っている。他にも「流下式製塩」「平釜式製塩」と三種類の製法がが主流。奥能登塩田村で入場料を払って資料館を見学し、塩田も見学。製法に謎の多い塩。ゆっくり見学したかったのだが時間の関係で写真を撮って、お勧めの塩田へ向かう。作業風景、沢山の人が塩田の周囲を囲いカメラ片手に見学。角花さん。一味違うらしい。ご家族でしょうか4人が淡々と塩田作業。タイミングを見計らって「塩買えますか?」とお母さんに話しかける。手を止めてくれて一袋購入。味見をさせてくれて食べてみると甘みがあり優しい味。天気が悪かったのでなかなか作業が進まないと教えてくれた。奥の釜も見学していいよと言ってくれて、遠慮なく見学させてもらう。




自然栽培農家さん宅近くまで向かい、電話をしてみるも繋がらず、諦めて輪島の雑誌に載っていた牧場へ向かう。カーナビに牧場名で入力もHITしない。雑誌の切り抜き写真を撮ったので僅かなヒント地名の代表地点をセットして出発。もしかしたら定休日かもしれないし、営業時間も終わっているかもしれない。到着予想時刻16:30間に合うのだろうか?前回の旅でカーナビが変な迂回ルートをした時と同じ迂回ルートで走行。不思議だ。時間が気になるも前回泊まった民宿のパン屋さんが気になり通り道だったので寄って購入。

再度出発。おぉ!ジェラート屋さんを発見。しかも閉店している。大丈夫か?緩やかな上り坂。集落を通り大丈夫か不安になるも二子山牧場の看板を発見し左折。ソフトクリームの看板発見。「感動のソフトクリーム」自信満々。

先客はご夫婦一組、きっと私は本日最後の客だろう。ソフトクリームを購入し牛舎の牛さんを眺めながら、さっぱりとしたソフトクリームをいただく。濃厚さはないもののミルクの味がして甘さも控えめでスーッと身体の中に消えていく感じ。後味の悪さもない。美味しい。





宿をどうしようかと考えながら牛舎を眺めていると、遠くから「ソフトクリームの味はどうかい?」と牧場のお父さんに聞かれ「あっさりしていて美味しい」と答え、酪農や牧草について質問をすると、牛舎や牧草畑を車で詳しく案内してくれた。牛さん達は放牧でなく牛舎で飼われているのだが、目がとっても優しくて落ち着いた目をしている。ストレスを感じていないのが凄く分かる。そしてここは北海道か!ってぐらいのグルグル巻きの牧草。お父さんは酪農の勉強で海外に何か所か行って牛乳を飲んだけれども、放牧よりも発酵した牧草を与えた方が美味しいミルクが出来るとの結論になったそうで、それでも時期によって味は違うらしい。それでこの牧場は牧草を購入しないで作っているのです。40年苦労しての結果のアイス。今に至るまで穀物を与えてみたり、輸入の草を与えてみたり、牛さんにはとても可愛そうなことをしてきたんだと、話してくれました。砂糖云々抜きとして、聞いたらよりアイスが美味しく感じました。

そしてこの日の宿を決めていなかった私に…ご厚意で泊めていただきました。


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